2024.05.06
土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域とは?
土砂災害警戒区域(イエローゾーン)とは?
土砂災害警戒区域(イエローゾーン)とは、土砂災害防止法に基づき指定された「土砂災害のおそれがある区域」で、土砂災害が発生した場合、「住民の生命または身体に危害が生ずるおそれのある区域」で「警戒避難体制を特に整備すべき土地の区域」のことです。
土砂災害特別警戒区域とは異なり、区域内であっても開発行為や建築物等建築行為は制限されておりません。
土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)とは?
土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)とは、土砂災害警戒区域のなかでも、土砂災害が発生した場合「建築物に損壊が生じ、住民の生命または身体に著しい危害が生じるおそれがある区域」で「一定の開発行為や居室を有する建築物の構造が規制されている土地の区域」のことです。
土砂災害特別警戒区域内で家を建てたい場合は、土砂災害に対して安全な構造にしなければなりません。
土砂災害警戒区域や土砂災害特別警戒区域内の不動産を取引する際には重要事項説明でそのことを示す事が義務付けられています。また、県や地方自治体が発行しているハザードマップ(インターネットや市役所窓口)で簡単に確認が出来ます。