2024.05.20
ベタ基礎とは?
ベタ基礎とは、底一面に鉄筋の入ったコンクリートを敷き、大きな面で建物を支える方法です。鉄筋コンクリートの箱のような構造物が基礎として地面に埋まっている、と考えるとイメージしやすいでしょう。
建物と地面との間には厚いコンクリートがあるため、丈夫で湿気を防ぎやすい方法です。基礎の底一面に鉄筋コンクリートを入れるためには、底全面を掘削する必要があります。そのため、手間や残土、コンクリートや鉄筋などの材料が多くなってしまいます。
ベタ基礎は面で支える基礎工事の方法であり、頑丈なイメージを抱く方も多いかもしれません。ベタ基礎は、実際に耐震性や湿気対策などに優れていますが、そのぶん手間やコストなどはかかります。
ベタ基礎のメリットには、以下の点があります。
- 耐震性が高く地震に備えられる
- 不同沈下のリスクが低い
- 湿気に強くシロアリ対策に有効
ベタ基礎では底面全体に鉄筋が通っており、コンクリートの厚みもあるため頑丈です。面で支えるために荷重が全体へ分散し、地盤への影響が発生しにくい点もメリットの一つです。